学 び

吟詠を学ぶお役立ち情報

 詩吟の稽古は、教室で講師の先生から詩の意味と吟じ方を教わり、同じ教室の仲間たちから刺激を受けつつ、自分の吟を磨いて行くことが基本です。そのことは昔も今も変わりません。
 ここでは、ネット環境などの大幅な進歩によって、昔はなかなか知り得なかった有益な情報が容易に手に入るようになったので、そのいくつかを皆様にご紹介いたします。


 吟詠を聞く(本部ホームページから)

 関西吟詩文化協会のホームページには、関西吟詩が誇る優秀吟士の素晴らしい吟詠録音データが、数多く収められています。ぜひアクセスして鑑賞されることをお奨めします。
 もちろん、詩の解釈や漢詩の作り方など、吟詠の音声以外にも詩吟に役立つ情報の宝庫と呼ぶにふさわしいホームページですので、時間をかけてじっくりと訪ねてみてください。
 この本部ホームページは、下のボタンから呼び出すことができます。


〇 「漢詩・詩歌紹介」コーナー
 本部ホームページの先頭ページ中ほどに、可愛い子供(ぎんちゃん、かんちゃん)の絵が5枚並ん でいます。その真ん中の「学ぶ」と書かれたパネルをクリックしてみてください。
 そうすれば、画面中央に青い文字のメニュー一覧が現れます。その上から二番目に「漢詩・詩歌・吟詠紹介」という文字がありますので、今度はその文字そのものをクリックしてください。
 次に現れたページには、「中国の漢詩」、「日本の漢詩」、「詩歌」の3つの青色パネルが並んでいます。それぞれのパネルをクリックして表示されたページには、関西吟詩の教本に登載された漢詩や詩歌が並んでいます。そして、右側に先生の名前が書いてある行の吟題(左の青字です)をクリックすれば、目的の吟詠をお聞きいただけます。なお、先生の名前が書かれていない漢詩や詩歌には吟詠は付いていません。

〇 「ヤングギン」コーナー
 本部ホームページの先頭ページ中ほどの、可愛い子供の絵の少し左下に「ヤングギン」と書かれたパネルがありますので、そこをクリックしてみてください。
 そして現れたページには中央に最近の吟詠である「今回の見どころ」右側に「歴代全国大会優勝者」、「YouTubeランキングへ」、「構成吟動画へ」などなど、様々な動画コーナーに進むボタンがあります。
 堪能できること請け合いですので、どうぞ存分にお楽しみください。

 

◆ 吟詠に係るQ&A(本部ホームページから)

 本部ホームページの先頭ページの最下段に、可愛い子供(ぎんちゃん、かんちゃん)が詩吟に関する質問をしている絵があります。そこでは、「答えはこちら」をクリックして一つずつ順番に見て行く仕組みになっていますが、それでは時間も掛かります。その下の「掲示板アラカルト一覧はこちら」の文字をクリックしますと、これまでにおける数多くの質疑応答を一気に検索することができます。
 詩吟を学ぶ上で非常に役立つ内容が数多く載っていますので、ぜひご覧になることをお奨めします。

 

◆ 発声法解説(藤本曙冽先生作成)

 平成30年度の吟道大学において、広島の藤本曙冽先生が「吟詠における発音と発声」と題して講義された際のテキストです。大変に素晴らしい内容なので、このホームページに掲載させていただくことといたしました。
 詩吟をする上では、腹式呼吸による発声が大切だと繰り返し聞かされていますが、具体的にどうすれば良いのか、良く分からないまま練習している人は案外多いと思います。
 ぜひこのテキストを熟読し、詩吟の発声方法を学んでみてください。
 このテキストは、下のボタンから呼び出すことができます。

 

 

◆ 読み方の練習(「外郎売」白鷺連合会資料)

 現代の吟詠界では、漢詩や和歌・俳句、新体詩などを、正しい標準語アクセントで、明瞭に情感を込めて読み上げる力が大変に重要視されています。ここに掲載する「外郎売」は、滑舌をはじめ読み方の練習では昔から著名な教材であり、鷺照吟詠会が加盟する「白鷺連合会」においても推奨され、取り組まれてきています。
 面白くて飽きを来させない内容ですので、どうぞ皆様も取り組んでみてください。
 この資料は、下のボタンから呼び出すことができます。





◆ 吟詠伴奏のポイント動画(「さんしゃいん社」作成)

 吟詠伴奏の「燦燦(かがやき)」や「皓皓(きらめき)」で知られる「さんしゃいん社」作成の吟詠伴奏ポイント動画です。伴奏を用いての発表や競吟に臨む人の中には「合わせ方が不安」という方もおられます。その点を分かり易く解説していますので、ご参考になると思います。
 なお、吟詠の上達は、①声、②迫、③節の順番を間違えないことだと言われます。この動画はそれらとは違い、あくまで伴奏との合わせ方ですので、日常の練習ではその点を踏まえてご活用ください。
 この動画は、それぞれ下のボタンから呼び出すことができます。